Nucleophosmin (ダコ Omnis 用)
ヌクレオフォスミン (Nucleophosmin; NPM) はヌクレオプラスミンファミリーに属するリン酸化タンパクです。NPM は主に核に局在していますが、核と細胞質間をシャトルする活性を持ち、このタンパクの細胞内局在は細胞の恒常性維持に大変重要です。
NPM 遺伝子 (NPM1) には高頻度で過剰発現・突然変異・欠失・再構成が認められ、がん遺伝子あるいはがん抑制遺伝子としての機能を持っていると考えられています。
本抗体は野生型 NPM タンパクおよび変異型 NPMc+ タンパクの同定に有用です。NPM は多くの組織において正常細胞の核に局在していますが、正常核型を持つ急性骨髄性白血病などでは白血病性芽球の細胞質に NPM タンパクの異常な蓄積が認められます。
NPM 遺伝子 (NPM1) には高頻度で過剰発現・突然変異・欠失・再構成が認められ、がん遺伝子あるいはがん抑制遺伝子としての機能を持っていると考えられています。
本抗体は野生型 NPM タンパクおよび変異型 NPMc+ タンパクの同定に有用です。NPM は多くの組織において正常細胞の核に局在していますが、正常核型を持つ急性骨髄性白血病などでは白血病性芽球の細胞質に NPM タンパクの異常な蓄積が認められます。