＜お知らせ＞アジレントがScientists' Choice賞を2件受賞

※このお知らせは、米国時間2020年3月12日にアジレント・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、アジレント・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。

　アジレント・テクノロジーズ・インク（社長兼CEO：マイク・マクマレン、本社：米国カリフォルニア州サンタクララ、NYSE:A、日本法人：アジレント・テクノロジー株式会社）は、当社の装置 2機種がScientists' Choice賞を2分野で受賞したことをお知らせします。Agilent 8890 ガスクロマトグラフ（GC）システムがBest New Separation Products賞を、Agilent InfinityLab液体クロマトグラフ/質量選択検出器 iQ (LC/MSD iQ) システムがBest New Spectroscopy Product賞を受賞しました。

独立した、専門家主体のサイエンスレビューである SelectScience は、最高のラボ製品に対するサイエンティストの意見表明の場として、2007年に Scientist’s Choice賞を開始しました。毎年、SelectScienceでは、気に入っている様々な分野の製品をメンバーに推薦してもらっています。賞はメンバーの投票に基づいて決定し、製品が市場にもたらしたイノベーションやインパクトを表彰しています。

　アジレントのシニア・バイスプレジデントで、ライフサイエンス・応用市場グループ (LSAG) プレジデントのJacob Thaysen は次のように語っています。
「今回の受賞を光栄に感じております。当社では、常に高まるお客様ニーズ、特にワークフローの簡素化、生産性向上、コネクティビティ向上のメリット享受にお応えする革新的なソリューションを開発すべく尽力しております。今回の受賞は、未来のラボに向けた継続的な研究開発投資が評価されたものと考えております。」

　今回受賞したアジレント製品は、いずれも診断ツールとソフトウェアを含む次世代インテリジェンスを統合しており、稼働時間最大化とサンプルスループット向上のために自発的なメンテナンスを実現しています。

　8890 GCの受賞は、クロマトグラフのユーザーが最先端のスマートコネクテッド テクノロジーから得られる価値を反映したものです。柔軟なシステム構成とあいまって、8890 GCは現在および将来のクロマトグラフのニーズに応えます。

　2019年の発表以来、賞を受けるのは3度目となるInfinityLab LC/MSD iQ システムは、システムの使い勝手向上により、クロマトグラフ ユーザーでもLC/MSテクノロジーにアクセスしやすくしていることが評価されました。本システムは、これまでに、The Analytical Scientist賞、およびThe Medicine Maker 2019 Innovation賞も受賞しています。

　受賞製品は、米国イリノイ州シカゴで開催されたラボサイエンスに関する世界最大の年次会議・展示会であるPittcon 2020で発表されました。