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中高生が様々な飲料水の分析に挑戦

2019年7月25日

 
 

7月20日土曜日、当社 本社・八王子事業所で「Agilent Science Day 2019」を開催し、15人の高校生が参加しました。このイベントは社会貢献活動の一環として実施しているもので、分析化学の分野に目を向けてもらうことを目的に実施しているものです。

元素分析をテーマとした今回のAgilent Science Day 2019では、生徒らは元素分析やICP-MSの基礎の講義を受けました。その後、中高校生は学校ごとのグループに分かれ、参加者が持参した飲料水をICP-MSで分析しました。実験が終わると、各グループとも自分たちで結果を考察しました。「富士山の天然水はバナジウムが多く検出されたが、バナジウムは静岡県や山梨県近辺に多く分布しているとういデータと一致する」、「水道水には他と比べて、銅や鉄が多く入っていた。水道管の影響かもしれない」など、短時間であったにもかかわらず、それぞれの気づきを発表しました。

実験・発表終了後には懇親会を実施。アジレントの従業員がどのような大学時代を専攻したのか、どのような研究を行っていたのか、さらには分析の仕事の魅力といった話を中心に自身の経験を紹介していきました。参加した生徒らからは「装置の仕組みが分かり、興味深かった」、「普段扱えないような装置を使用できたこと、最前線で活動している方々に触れ、直に話をできたことは貴重な体験になった」といった感想が寄せられました。

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