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<お知らせ>英国国境隊 (UK Border Force) が、危険物質の検出用にアジレントのResolve ハンドヘルド ラマンシステムを配備

 

 

 

2018年8月9日

※このお知らせは、米国時間2018年7月19日にアジレント・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、アジレント・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。

アジレント・テクノロジーズ・インク(社長兼CEO:マイク・マクマレン、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、NYSE:A、日本法人:アジレント・テクノロジー株式会社)は、英国国境隊(UK Border Force) が、現在、当社のハンドヘルド ラマンシステム Resolveを使用し、不透明な容器越しに、化学物質が問題ないものか、危険物でないか、違法でないかを検査していることをお知らせします。このシステムは、違法貨物の検出用として配備されている各種先端テクノロジーの1つとして、新たに追加されたものです。

Resolve独自の空間オフセット型ラマン分光(SORS:spatially offset Raman spectroscopy)テクノロジーを使用することにより、税関および国境の係官は様々な物質を不透明で色付きの容器越しに特定することができます。これにより、爆発物、有害化学物質、麻薬、化学兵器など、危険物質への曝露のリスクを低減できます。

危険物質が存在する可能性がある場合、容器を開封すると、作業者、さらには公衆へのリスクが高まる可能性があります。危険物質の含まれる容器を開封してサンプルに触れる必要性が低くなることから、Resolveを使用することにより、さらに安全な作業が可能となります。

アジレントのラマンスペクトロスコピー部門 検出・セキュリティー部門長のRobert Stokesは次のように語っています。
「危険物質を不透明な容器越しに検出できるResolve独自のテクノロジーは、作業者の曝露のリスクを低減させることから、今回の用途において理想的です。英国国境隊が英国全体にResolveシステムを展開するにあたって、包括的な研修プログラムや専門家による遠隔サポートの提供など、当社は同部門と密接に仕事を進めています。」

今回の導入は、英国内務省およびアジレント・テクノロジー間の数百万ポンドの枠組み合意の一環です。

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A)は、分析ラボ向け技術のグローバルリーダーです。50 年以上にわたる知見と技術革新にもとづき、機器、ソフトウェア、サービス、ソリューション、そして深い知識と経験により、お客様が抱えるきわめて困難な課題にも信頼できる答えをお届けします。2017 年度の売上高は 44 億7000万米ドルでした。従業員は全世界で 14,200 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

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