お問い合わせ窓口

アジレント・テクノロジー、PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」の販売を開始

 

 

PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」により、キイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ)の治療対象となる PD-L1 陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の患者を特定

2017年2月20日

アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、MSD株式会社(米国およびカナダでは Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A)の抗PD-1抗体、キイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ)の治療対象となる切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌(NSCLC)患者のPD-L1 発現を検査し、治療情報を提供するために使用されるコンパニオン診断薬 PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」(体外診断用医薬品 承認番号 : 22800EZX00078000)の販売を開始します。この診断薬を使用することで、非小細胞肺癌患者の PD-L1 発現を検査することが可能です。

キイトルーダ®は、腫瘍細胞の PD-L1 高発現(TPS(*1) ≧50%)の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者のファーストライン治療として承認されています。また、腫瘍細胞の PD-L1 を発現している(TPS(*1)≧1%)切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者のセカンドライン治療においても承認されています。 キイトルーダ®は、ヒト化抗ヒトPD-1モノクローナル抗体です。免疫細胞と腫瘍細胞との相互作用を阻害することで、腫瘍細胞を排除する身体の免疫システムの能力を増大し、抗腫瘍効果を示します。キイトルーダ®は、免疫細胞上のPD-1 およびその腫瘍細胞上のリガンド PD-L1 と PD-L2 の相互作用を阻害し、腫瘍細胞と正常細胞の双方に影響する T リンパ球を活性化します。

 

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A) は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100 か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2016 年度の売上高は 42 億米ドルでした。従業員は全世界で 12,500 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

KEYTRUDA® is a registered trademark of MSD, a subsidiary of Merck & Co., Inc.

*1 TPS (Tumor Proportion Score):腫瘍細胞のうちPD-L1発現陽性細胞の割合

# # #

お客様からのお問い合わせ先:

カスタマーサポート 電話:03-5232-9968