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<お知らせ>アジレント・テクノロジーズ・インクが、新興バイオテクノロジー企業、Lasergen社に8000万ドルの投資

 

 

両社は次世代シーケンシング ソリューション ワークフローに関する協業を発表

2016年3月14日

※このお知らせは、米国時間2016年3月7日にアジレント・テクノロジーズ・インクと Lasergen, Inc. が発表したニュースリリースを、アジレント・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。

アジレント・テクノロジーズ・インク(社長兼CEO:マイク・マクマレン、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、NYSE:A、日本法人:アジレント・テクノロジー株式会社)とLasergen, Inc. (社長兼CEO:ミミ・ヒーリー、本社:米国テキサス州ヒューストン)は、アジレントがLasergen社に8000万ドル、投資することを発表します。Lasergen社は革新的な次世代シーケンシング技術を有する新興バイオテクノロジー企業です。

今回の投資により、アジレントは未上場のLasergen社の株式 48% を取得し、取締役会にも参加することになります。アジレントは2018年3月2日までに、追加で1億500万ドルを投資し、Lasergen社の残りの株式を取得するオプションも有しています。

両社は、協業により、Lasergen社のシーケンシング ケミストリーである Lightning Terminators™ を元に、臨床アプリケーション向けの次世代シーケンシング ソリューション ワークフローを開発していきます。Lightning Terminatorsは現在商用化されている他の技術と比較して、ゲノム シーケンシングを高速化、高精度化、低価格化できる可能性を秘めています。

アジレントの診断・ゲノミクス グループ プレジデントであるヤコブ・タイセン (Jacob Thaysen)は次のように語っています。
「当社は遺伝子配列解読において将来性の高い組織や技術に投資しています。当社は診断分野での成長、そして最終的には完全なルーチン臨床NGSワークフローを構築するという明確な戦略を描いています。Lasergen社は、臨床アプリケーションに狙いを定めたシーケンシング ワークフローの開発に注力して独自の新技術の商用化を進めていますが、当社の投資と協業はこの加速を目指しています。」

Lasergen社の社長兼CEO ミミ・ヒーリー博士 (Mimi Healy, Ph.D) は次のように語っています。
「当社は、診断・ゲノミクス分野のリーダー企業との協業に期待を寄せています。市場をリードする製品を送り出してきたアジレントの経験と、当社のNGSケミストリーの専門性の融合により、ルーチン臨床NGS市場のニーズに合致した包括的ソリューションの開発が可能となります。」

今回の投資により、2016年および2017年の両年度において1株当たり利益に 2~3 セントの影響が生じることになります。しかしながら、2月16日に発表したアジレント全社レベルのガイダンスに変更はありません。

Lasergen社 について

Lasergen社は革新的な研究開発型企業で、特にシーケンシングに注力した独自のヌクレオチド ケミストリーの発展や商品化に専念しています。Lasergen社独自のPhotocleavableケミストリーはさまざまなアプリケーションで利用可能である一方、Lightning Terminatorは特に、ケミストリー、装置、ソフトウェアを含む NGS (次世代シーケンサー)プラットフォーム用として開発されています。Lasergen社は2002年に米国テキサス州ヒューストンで設立されました。


アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A) は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100 か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2015 年度の売上高は 40 億4000万米ドルでした。従業員は全世界で 12,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp

 

将来見通しに関する記述について

このニュースリリースには、Securities Exchange Act of 1934で定義された将来見通しに関する記述があり、同法で定めるセーフハーバーの規定の効果が及びます。この将来見通しに関する記述には、アジレントの将来の売上高・利益・収益性、2016年度通期の売上高および非GAAPベースの利益についてのガイダンスなどが含まれますが、これに限定されません。この将来に関する見通しの記述にはリスクと不確かさが含まれており、アジレント・テクノロジーの実績が、結果として経営陣の現在の予想と大幅に異なることになる可能性もあります。これらのリスクの詳しい説明は、2015年10月31日に終了した会計年度のForm 10-K 年次報告書などの米国証券取引委員会の書類に記載されています。将来見通しに関する記述は、アジレントの経営陣の考えや仮定に基づいており、現在有効な情報に基づいています。アジレントは、将来見通しに関する記述を公に更新する義務を負いかねます。


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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