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アジレント・テクノロジー、卓越した感度と操作性を実現した新しい GC/MSを発表

 

 

食品および水質のモニタリング能力を向上

2016年8月9日

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 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、「Agilent 7000 シリーズトリプル四重極 ガスクロマトグラフ質量分析システム (GC/MS) 」に新たに 2 モデルを投入します。

 当社の質量分析事業部バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるモンティ・ベネフィール (Monty Benefiel) は次のように語っています。
「食品および水の安全性を検査するラボでは、トリプル四重極 GC/MS システムへの関心がますます高まっています。その優れた選択性により、複雑なマトリックスに対し、標準的なシングル四重極システムよりも高い検出能力が得られるからです。新製品の 7000D および 7010B はどちらも、従来のトリプル四重極 GC/MS システムを凌ぐ検出性能を実現するだけでなく、より使いやすくするための改善もなされています。」

 ベネフィールは、これまでのアジレントのシングル四重極 GC/MS を使用してきたお客様がトリプル四重極でサンプル分析を行う際に、Agilent MassHunter ソフトウェアを使用してワンクリックで既存のシングル四重極 GC/MS メソッドを開くことができることに言及し、次のように述べています。

「この機能では、現在使用中のシングル四重極GC/MSの選択イオンモニタリング (SIM) メソッドからトリプル四重極GC/MSの MS/MS へ容易に移行できます。こうして、トリプル四重極の導入を速やかに行い、ラボの処理能力、分析の精度を格段に向上することができます。」

 7010B には、イオン化効率を数十倍高めるアジレント独自の超高感度イオン源が搭載されています。また、いずれのモデルでもアジレントの特許取得済み JetClean セルフクリーニングイオン源を使用できます。JetClean イオン源は、時間とともに徐々に蓄積して装置性能の低下につながるマトリックスを、高精度に制御された微量の水素ガスを使用してすばやく除去することで、イオン源のメンテナンスの頻度を削減し、ラボの生産性をさらに向上させることができます。

 7010B をベースとするアジレントの第 4 世代の農薬および環境汚染物質アナライザは、食品および環境マトリックス中の農薬の検出、同定、定量に最適なソリューションで、導入後すぐに使用できます。また、MassHunter Acquisition ソフトウェアの新しい dMRM(ダイナミックMRM) 機能と、マトリックスサンプルに最適化されたトランジションを搭載した新しい農薬データベースを利用することで、食品および水サンプル中の汚染物質を確実に検出できます。

 ベネフィールは次のように語っています。
「アジレントのこれらの技術を組み合わせることで、食品および水をより容易かつ正確にモニタリングし、結果的にさらなる社会の安全確保に貢献していくことができます。」

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A) は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100 か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2015 年度の売上高は 40 億4000万米ドルでした。従業員は全世界で 12,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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