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アジレント・テクノロジー、幅広い分析アプリケーションで威力を発揮する新しい原子分光分析プラットフォームを発表

 

 

ICP-OES システムとして最高の分析スピードと精度を同時に実現

2016年5月18日

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 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、誘導結合プラズマ発光分光分析装置 (ICP-OES) のラインアップに新製品「Agilent 5110 ICP-OES」を追加したことを発表します。食品、環境、製薬、化学および材料分野のアプリケーションにおいて、従来に勝る高速・高精度のICP-OES 分析が可能になります。

 既存製品 Agilent 5100 ICP-OES は、1 回の分析でプラズマのアキシャルビューとラディアルビューを同時に測定することで、アルゴン消費量を従来の半分に抑え、分析に要する時間とコストの節約に大きく貢献してきました。新システムは、この画期的な 5100 ICP-OES を土台とし、デュアルビュー機能も搭載しています。

 一般的な ICP-OES システムとは異なり、Agilent 5110 では、精度に妥協することなくスループットを高めることができます。

 当社の分光分析製品担当バイスプレジデントであるフィリップ・ビンズ (Philip Binns) は次のように語っています。
「Agilent 5100 は、所有コスト、性能、および使いやすさにおいて大きな価値をもたらし、ICP-OES 市場に変革を起こしました。新しい Agilent 5110 はこの変革をさらに推し進めるもので、より多くの革新的最先端技術を搭載しています。」

 Agilent 5110 には、次の 3 つの新機能が搭載されています。

  • アドバンストバルブシステム: 独自のハードウェアおよびソフトウェア技術により、きわめて優れた精度と使いやすさでハイスループットを実現します。
  • IntelliQuant 測定モード: サンプルの高速スクリーニングを可能にし、メソッド開発を容易にします。
  • 新しい診断機能: 機器の稼働時間を最大化し、トラブルシューティングを容易にします。

 ビンズはさらに次のように述べています。
「Agilent 5110 ICP-OES の発売を通じ、当社は引き続き元素分析の技術革新を牽引していきます。当社の原子分光分析装置ポートフォリオは、AA(原子吸光)、ICP-OES、およびICP-MS (誘導結合プラズマ質量分析計)にわたるきわめて多様なアプリケーションに対応しています。また、当社独自の MP-AES(マイクロ波プラズマ原子発光分光分析装置)および ICP-QQQ (トリプル四重極ICP-MS)技術がお客様の分析ワークフローに変革をもたらします。」

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A) は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100 か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2015 年度の売上高は 40 億4000万米ドルでした。従業員は全世界で 12,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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