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<お知らせ>アジレント・テクノロジー、液体クロマトグラフィーのイノベーションで賞を獲得

 

 

デュアルニードル技術がスピードと柔軟性を向上

2016年2月8日

※このお知らせは、米国時間2016年1月27日にアジレント・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、アジレント・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。

 

 アジレント・テクノロジーズ・インク(社長兼CEO:マイク・マクマレン、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、NYSE:A、日本法人:アジレント・テクノロジー株式会社)は、当社独自のデュアルニードル技術が高く評価され、『The Analytical Scientist』誌のイノベーションアワードを受賞しました。サンプル流路を切り替える本技術により、当社の液体クロマトグラフへのサンプル注入が飛躍的に進歩しました。

 『The Analytical Scientist』誌の賞は変革技術によるイノベーションにスポットを当て、同誌編集委員会および独立専門家チームが受賞者を選考しています。ある審査員は次のように評価しています。
「(アジレントの) イノベーションは、一見非常にシンプルですが、複雑な問題をスマートに解決するものです。」
デュアルニードル技術は、混合物中の個々の成分を同定および定量可能な当社の超高速液体クロマトグラフ (LC) 「1290 Infinity II LC システム」の新たなオートサンプラに搭載されています。

 当社のリキッドフェーズ分離事業本部バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーのシュテファン・シュッテ (Stefan Schuette) 博士は次のように語っています。
「デュアルニードル技術により、LC オートサンプラの利用効率は格段に高まります。当社のお客様には、分析作業に新たな可能性を見出していただけるでしょう。」

 この受賞技術により、1 台の機器で 2 つのサンプル流路を実現します。独立した 2 つの流路を設けることで、分析と並行して次のサンプルの準備を進め、注入サイクルを高速化できます。この無駄のないオーバーラップ注入方式により、多くのラボにとって重要課題である分析時間の短縮につながります。

 デュアルニードル技術により柔軟性もさらに向上します。手作業でハードウェアを変更することなく、ポートごとに異なる注入量で分析することが可能となります。注入量が変わる等、分析条件が変わっても同じ装置を使って適切な分析が行えるため、装置の個体差による分析結果への影響を排除でき、エラーの低減にもつながります。

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A) は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100 か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2015 年度の売上高は 40 億4000万米ドルでした。従業員は全世界で 12,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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