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アジレント・テクノロジー、業界で最も高感度なシングル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計を発表

 

 

同クラスのモデルと比べて10倍高感度な機器検出下限

2016年1月5日

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 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、シングル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析装置 (GC/MS)「Agilent 5977B 超高感度イオン源 (HES)搭載 GC/MSDシステム」を発表します。同クラスのモデルと比べて、機器検出下限に優れていることが特長です。優れた検出下限や静音設計の新ドライポンプの採用等により、5977Bは次世代型のシングル四重極GC/MSとなっています。

5977Bは、新たな超高感度イオン源を採用し、従来は検出不能だったレベルの汚染物質や不純物を検出することが可能です。新システムは他のシングル四重極型システムと比べて、10分の1のレベルの化合物の検出が可能となっています。MassHunterソフトウェアとの併用により、5977Bは最も強力なGC/MSDとなります。

 5977Bは、サンプル使用量の低減、サンプル前処理時間の短縮、メンテナンス頻度の低減、溶媒使用量の削減、GC/MS分析による環境負荷の低減を実現します。

 超高感度イオン源の採用により、シングル四重極では最高感度のOFN(オクタフルオロナフタレン)の機器検出下限1.5 fg(フェムトグラム。フェムトは10の-15乗)を実現しています。GC/MSDへ導入する必要のあるサンプル量を削減できることから、濃縮で必要なサンプル量を削減できるほか、GC注入口ライナーやカラムの汚染を防ぐことができます。さらに、輸送コストや溶媒のコスト、メンテナンスコスト削減にもつながります。また、サンプル量は変えずに高感度検出を実現することも可能です。

 オプションとして新しいスクロールポンプIDP-3を選択可能です。従来のオイルポンプに比べて動作音が低く(オイルポンプの場合55 dBであるのに対し、IDP-3では50 dB)、メンテナンスは安価なチップシールの交換のみとなっています。

 また、質量分析計部分の温度や高真空ポンプの状況確認や設定を、7890B GCから行うことが可能

 Agilent 5977B GC/MSDシステムに関する詳細は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.chem-agilent.com/contents.php?id=1003824

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A) は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100 か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2015 年度の売上高は 40 億4000万米ドルでした。従業員は全世界で 12,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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