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アジレント・テクノロジー、高感度、優れた堅牢性、省スペースが特長のトリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析計を発表

 

 

食品分析、環境分析、医薬品開発、臨床研究に最適なシステム

2015年8月19日

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アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、液体クロマトグラフ質量分析計「Agilent 6470 トリプル四重極 LC/MS」を発表します。

堅牢なトリプル四重極型システムである6470は、高感度で最大6桁のリニア ダイナミックレンジの正確な定量性能を実現しています。

高感度かつ優れた堅牢性を実現した本システムは、食品分析、環境分析、医薬品開発、臨床研究などでの定量分析に最適です。

当社の質量分析事業本部 マーケティング担当バイスプレジデントのJim Yanoは次のように語っています。
「Agilent 6470は、システムの感度と堅牢性を継続的に改善していくという当社のコミットメントを体現しています。Agilent 1290 Infinity II LCおよび大容量マルチサンプラとの組み合わせにより、超高速LC/MS分析の7日間にわたる長期連続稼働においても信頼性の高い定量分析結果を得ることができ、ラボの生産性向上に貢献します。」

複雑なマトリクス試料の場合、サンプル前処理が必要となります。前処理操作は時間を要し、また、分析結果のばらつきの原因ともなります。定量分析においては、克服すべき種々の厳しい課題があります。新製品の6470では、以下の最新技術により、この問題に対処しています。

  • 内蔵Jet Stream (ジェット ストリーム)技術により、従来のエレクトロスプレー イオン化法 (ESI法) に比べて、5倍の感度を実現(従来モデルでも採用)
  • 最適化されたプレフィルター形状を有する第1四重極イオン光学系により、コンタミネーション(サンプル汚染)を抑え、イオン透過効率を向上
  • 先細り型ヘキサポール コリジョンセルにより、フラグメントイオンの効果的な収束と移送
  • 高エネルギー変換ダイノードを採用し、低ノイズが特長のイオン検出器により、ポジティブおよびネガティブイオンの検出能力を向上させ、マスレンジを拡張
  • トリガードMRMを含む、強力なデータ処理ソフトウェア「MassHunter(マスハンター)」により、分析の信頼性向上に寄与

アジレント独自の iFunnel 技術を追加することで、さらに高効率のイオン生成とイオン サンプリングを実現可能です。これにより、システム全体を新規導入せずに、6470を最上位システムにアップグレードすることが可能です。

新システムではソフトウェア群も改善しており、サンプルの取り扱い、メソッドの最適化、データ処理、チーム内でのナレッジシェアが容易になっています。

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A) は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100 か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2014 年度の売上高は 40 億米ドルでした。従業員は全世界で 12,000 人となります。当社は分析機器事業に参入して今年で50周年を迎えます。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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