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ゲント大学との協力で、LNCipediaコンテンツを搭載2015年7月1日 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、ヒト、マウス、ラットの遺伝子発現マイクロアレイ「SurePrint(シュアプリント)」の新製品を発表します。この新製品は、コーディングRNAおよびノンコーディングRNAのコンテンツを強化しています。これにより、利用しやすいマイクロアレイ プラットフォームで最新のコンテンツに基づく遺伝子の発現変化解析を可能にします。 アジレントでは、主要製品であるSurePrint G3 Human遺伝子発現マイクロアレイの新製品を開発しました。開発にゲント大学の協力を仰ぐことにより、LNCipedia 2.1データベースを完全網羅し、高い信頼性で長鎖ノンコーディングRNA (lncRNA) のトランスクリプトを分析できるようにしました。 lncRNA (200ヌクレオチド以上の長鎖ノンコーディングRNA)は、DNA、RNA、タンパク質とやりとりすることで、特定ターゲット遺伝子あるいは系全体の発現を制御します。広範にわたりながら重要な役割を担うlncRNAはがん、心疾患、神経変性疾患と関連がある可能性が指摘されています。 この遺伝子発現マイクロアレイは、研究における疾患の層別化のサポートや医薬品の作用メカニズムの解明など幅広い用途において、関心のある遺伝子の発現やパスウェイの効率的な解析に役立つ高品質なツールとなります。 ゲント大学のJo Vandesompele教授は次のように語っています。 今回のマイクロアレイは、正確なオリゴヌクレオチド合成を可能とするSurePrint技術を活用しています。SurePrintマイクロアレイは、業界をリードする高感度(5桁のダイナミックレンジ)、高再現性(アレイ間変動係数 5%)、高い直線性(ERCC (External RNA Controls Consortium) のスパイクインコントロールに対してR2>0.95)を実現しています。 当社のゲノミクス担当シニアディレクターであるアレサンドロ・ボルサッティ (Dr. Alessandro Borsatti) は次のように語っています。 SurePrint遺伝子発現マイクロアレイは、microRNAや比較ゲノムハイブリダイゼーション マイクロアレイを含む、SurePrint製品群の一角をなすものです。当社のゲノミクス ワークフローには、サンプル品質管理用のAgilent 2100 バイオアナライザおよびAgilent 2200 TapeStation、データ取得用スキャナー SureScan、データ解析ソフトウェア GeneSpring、リアルタイム PCR システム AriaMXなどがあります。 SurePrint遺伝子発現マイクロアレイの詳細は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。 アジレント・テクノロジーについて アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2014年度の売上高は40億米ドルでした。従業員は全世界で12,000人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。 ※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。 マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。 # # # お客様からのお問い合わせ先:
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