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アジレント・テクノロジー、がん臨床研究を進展させる革新的な製品を発表

 

 

ClearSeq SS Comprehensive Cancerキャプチャライブラリにより、変異検出のスピードと正確性を向上

2015年3月16日

アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、がん臨床研究のスピードと正確性を向上する新製品「ClearSeq SS Comprehensive Cancerキャプチャライブラリ」を発表します。

この製品によりがん研究者は、腫瘍サンプル内の疾患関連変異の検出を迅速かつ高い信頼性で行うことが可能となります。これは、がん治療の研究において不可欠な情報となりうるものです。

ClearSeq SS Comprehensive Cancerキャプチャライブラリ

ClearSeq SS Comprehensive Cancerキャプチャライブラリは、ワシントン大学セントルイス校のがん研究者と共同開発した、即座に利用可能ながん研究用キャプチャライブラリです。様々ながん遺伝子や腫瘍抑制遺伝子を迅速に解析できるソリューションです。この製品は、当社がポートフォリオ拡充中のClearSeqがん研究用キャプチャライブラリの最新版となります。疾患関連変異を含む、151の重要ながん関連遺伝子を網羅しています。

臨床研究者の声を元に設計したこの新製品は、がんサンプルに存在する複数の変異検出を迅速に行うことが可能です。

当社の診断・ゲノミクスグループ担当プレジデントであるヤコブ・タイセン (Jacob Thaysen)は次のように語っています。
「がんは複数遺伝子の変異によって引き起こされる複雑な疾患です。その遺伝子変異の多くは発生頻度がきわめて低くなっています。このたび、当社のシーケンシングソリューションに追加された新製品は、がんに関連する重要な変異を高い信頼性で検出できる新しいソリューションを提供します。ダコが提供する業界をリードするがん診断ツールとあわせ、当社独自のソリューション群は、疾患研究から診断まで、がんに関する包括的な知見を得る目的でご利用いただけます。」

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2014年度の売上高は40億米ドルでした。従業員は全世界で12,000人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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