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アジレント・テクノロジー、MassHunterの拡張により、バイオ医薬品ラボの生産性を向上

 

 

使いやすいソフトウェアで、分析の一貫性とメソッドの移管性を改善

2015年4月9日

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アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、バイオ医薬品の研究開発を容易にすることを目指して、ソフトウェアの機能拡張版を発表します。

業界をリードする当社のソフトウェア「MassHunter BioConfirm(マスハンター バイオコンファーム)」および「MassHunter Walkup(マスハンター ウォークアップ)」の機能拡張により、研究者はタンパク質をより簡単に評価することが可能となります。分子量測定、タンパク質の翻訳後修飾の位置の特定、網羅的ペプチドマップの作成を迅速かつ正確に行うことが可能です。

当社のバイオ医薬品セグメントマーケティング担当ディレクタで、博士号を持つGurmil Gendehは次のように語っています。
「低分子医薬品から高分子のバイオ医薬品へのシフトにより、ラボの装置および従業員のスキルセットの両面で、創薬のあり方の見直しを迫られています。当社は、非常に高度な液体クロマトグラフ質量分析装置を、誰もが活用できるようにするソフトウェアツールにより、この課題にお応えしました。」

Gendehは、バイオ医薬品解析におけるアジレントのソフトウェアは、学びやすく、使いやすいと指摘しています。「当社は、生物学者の皆さんがLC/MS装置に足を運び、すばらしい分析結果を得られるように、最先端の機能を実現しています。このソフトウェアはユーザーの違いや実験日の違いで結果に大きな差が出ないような改善がされているほか、ラボおよびサイト間でのメソッドの移管も容易となっています。」とGendehは話しています。

このソフトウェアでは、研究者が操作方法を習得するのに要する時間も削減できます。サンプルの提出から測定・解析までの方法が簡単で、3ステップで済むためです。このシステムは生物学者による生物学者のための報告書形式により、電子メールで研究者に結果を返信します。

研修(およびセットアップ)がきわめて短時間で済むため、研究者は会社の開発パイプラインに従って、最先端のバイオ医薬品に集中することが可能です。さらに、アジレントのソフトウェアは当社のデータベースを活用し、他社のシステムと比べて多彩な翻訳後修飾を検索することが可能です。そのため、より正確な結果を提供することが可能です。

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2014年度の売上高は40億米ドルでした。従業員は全世界で12,000人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。

http://www.agilent.co.jp


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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