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2014年5月16日
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、受動部品、半導体デバイス、材料の研究開発、品質保証、検査に適したインピーダンス・アナライザ「Agilent E4990A インピーダンス・アナライザ」、および「Agilent E4991B インピーダンス・アナライザ」を発表します。比類なき高確度、業界最高の性能を実現しながら、多彩な周波数オプションを用意し、導入コストを抑えられることが特長です。 近年、電子機器はますます小型化、低消費電力化が求められています。たとえば、電源回路では効率的な電力変換が要求され、開発段階から低損失部品の特性を把握する必要性が高まっています。今回発表の2製品は、ミリオームからメガオームの部品を、20 Hz(ヘルツ)から3 GHz(ギガヘルツ)の周波数レンジで正確に測定できる唯一のインピーダンス・アナライザです。これにより、低損失の部品の実特性を評価することが可能です。 E4991B インピーダンス・アナライザは、1 MHzから、500 MHz/1 GHz/3 GHzまでの3つの周波数オプションを提供し0.65%の基本確度を有しています。環境試験に対応した-55 ℃~150℃の温度範囲での高確度な温度特性評価に対応したオプションや、誘電率や透磁率のような材料のパラメーターの直接表示が可能なオプションを提供しています。E4991Bは同周波数帯で業界標準となっているE4991Aの後継機種にあたります。 両アナライザとも、現在の用途に必要な周波数モデルを購入し、将来、周波数をアップグレードすることが可能です。これにより、高い投資効率を実現します。 また、両アナライザ共通の取り回しの良い、奥行30 cmの小型筐体や使い勝手の優れたユーザーインタフェースも特長です。10.4インチ タッチスクリーン対応カラー液晶ディスプレイと、複数の設定を表示・測定できる機能により、様々な状況下での各種パラメーターを同時に評価することが可能です。等価回路解析機能では7種類の異なるパラメーターモデルをサポートしており、部品の特性のモデリングが可能です。E4990A およびE4991B インピーダンス・アナライザは、当社の各種測定治具に対応しており、測定対象物の形状に合わせた最適な測定環境を容易に構築可能です。 アジレント・テクノロジー・インターナショナル株式会社 電子部品計測事業部長の拔山 晃は次のように語っています。 販売価格等 *販売開始日:2014年5月16日 関連情報 製品詳細:
http://www.agilent.co.jp/find/E4990A
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、診断、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。20,600名の従業員を擁し、100カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2013年度、68億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
2013年9月19日、アジレント・テクノロジーズ・インクは、電子計測会社を非課税のスピンオフ手続きにより、自社を株式公開会社2社に分割する計画であることを発表しました。電子計測新会社の名称はキーサイト・テクノロジー(Keysight Technologies)です。この会社分割は2014年11月初旬までに完了見込みです。 ※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。 マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。 # # # お客様からのお問い合わせ先:
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