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アジレント・テクノロジーが、DDR3をはじめとするDDRメモリの解析向け多機能プロトコルデバッグ・検証用の統合解析環境「DDRアナライザ」を発表

 

 

 

2009年3月9日

 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、コンピュータや組み込みメモリの設計エンジニア向けに、DDR向け多機能プロトコルデバッグ・検証用統合解析環境「DDRアナライザ」を発表します。「DDRアナライザ」を構成する製品として、業界最速となるフルチャネル2.0ギガトランスファー/秒(GT/s)を実現した「Agilent 16962A ロジックアナライザ・モジュール」およびDDR3コンプライアンスおよびパフォーマンス試験ソフトウェア「Agilent B4622A DDR2/3プロトコル・コンプライアンス/解析ツール」を発表します。また、関連製品として、DDR3 BGA向けプローブ「Agilent W3630Aシリーズ DDR3 BGAプローブ」、DDR3 DIMM向けインタポーザ「Agilent N4835A DDR3スロットインタポーザ」、も新たに市場に投入します。

 「DDRアナライザ」は、高度な同期ステートサンプリング技術を有する高性能ロジックアナライザと解析用ソフトウェアから構成されるDDR向け統合解析環境です。あわせて、被測定デバイス(BGA実装およびDDRスロット型)への影響を最小限に抑えたプロービングシステムも提供します。オシロスコープで捕捉した波形データも同一画面上で見ることができることから、「DDRアナライザ」上でトランザクション層、アプリケーション層の事象を簡単かつ正確に解析することが可能となります。障害解析時間を短縮するだけでなく、開発の最終工程におけるシステム全体の性能評価や信頼性検証の効率改善にも貢献します。

 当社では「ロジックデバッグ・ステーション」というコンセプトに基づいて、簡単にFPGAの解析を行うことができる「FPGAアナライザ」を提供しています。今後は、「DDRアナライザ」もこのラインナップに加え、ロジックアナライザを中心とした統合解析環境の利点を訴求していきます。

開発の背景
  DDRアナライザは、メモリコントローラとDDRメモリを統合し、メモリサブシステムを開発する研究開発エンジニアが、相互接続性のデバッグおよび評価を行うのに最適な製品です。メモリコントローラは内製であったり、社外のIP(知的財産)を購入して設計したりすることから、この評価はほとんどの設計者にとって大きな課題となっています。
  DDR3メモリは、コンピュータにおいても、組み込み市場においても使用例が大幅に増大しています。DDR3はDDR2と比べて高性能・低消費電力という利点があることから、多くの設計エンジニアがDDR3メモリを採用しようとしています。
  近年、コンピュータはますます高速で複雑になっていることから、エンジニアは仕様書を策定する段階から、実際に測定を行うことができるかを考慮するようになっています。問題の分析や、その修正が正しく行われたかを検証する上で、測定の重要性が高まってきています。当社では、実際に測定ができる設計方法を提唱し、当社製品でコンプライアンス測定が行えるよう保証すべく、JEDECなどの標準化団体に積極的に関わっています。
  当社のデジタル・テスト・ディビジョン メモリプログラム・マネージャで、JEDEC理事会の理事でもあるペリー・ケラー(Perry Keller)は次のように語っています。
「業界ではDDR機能評価向けの高機能なソリューションが、プロービングおよび解析の両面から求められています。今回発表のプロービングソリューションは、コンピュータ市場、組み込み市場のいずれの要求にも対応しています。また、プロトコル・コンプライアンス/解析ツールは、メモリバスの挙動を詳しく見ることができるので、設計上の問題点の早期発見につながります。その結果、当社のお客様は市場にいち早く製品を投入することができるようになります。」

新製品の主な特長
*Agilent 16962A ロジックアナライザ・モジュール
ステート速度2.0GT/s、トリガシーケンス速度2GHz(ギガヘルツ)を実現した「Agilent 16962Aロジックアナライザ・モジュール」により、DDR3 1600のデータ・バースト信号も逃さずに捕捉することが可能となります。また、400メガサンプル(8GHzタイミング時)のロングメモリにより複雑な現象も捕捉することができます。リード/ライト混在環境では困難だったDDRデータのサンプリング・ポジションを5ピコ秒分解能で自動補正する「アイファインダ機能」も搭載しています。

*Agilent W3630Aシリーズ DDR3 BGAプローブ
「Agilent W3630Aシリーズ DDR3 BGAプローブ」は、組み込みシステムの信号純度への影響を最小限に抑えながらBGAパッケージのDRAMへの接触を可能とするプローブです。JEDEC準拠のDDR3 x4、x8、x16のBGAボールレイアウトへのプロービングが可能です。また、DDR3 1333にまで対応しています。オシロスコープでの物理層試験、ロジックアナライザでの機能試験のいずれにも使用することができます。

*Agilent N4835A DDR3スロットインタポーザ
「Agilent N4835A DDRスロットインタポーザ」は、サーバやデスクトップパソコンなどのDDRスロット経由でデータを捕捉するもので、最大1.6GT/sの高速メモリバスアクセスに対応しています。被測定物に影響を与えることなく、業界標準のDDR3 DIMMの測定を簡単かつ迅速に行うことができます。このインタポーザは、業界標準の240ピンDDR3 DIMMに対応しています。

*Agilent B4622A DDR2/3プロトコル・コンプライアンス/解析ツール
「Agilent B4622A DDR2/3 プロトコル・コンプライアンス/解析ツール」はタイミングやプロトコル違反の確認、自動物理アドレストリガ設定ツール、バス統計情報やアドレスアクセスの履歴情報をもとにしたシステムパフォーマンス概要表示などを提供します。このツールはメモリ設計者の障害解析時間を短縮し、DDR設計評価の生産性や効率を高めるのに貢献するソフトウェアです。このツールは、現在アジレントが提供しているすべてのDDR2/3ソリューション上で動作します。今回発表の「Agilent 16962Aロジックアナライザ・モジュール」のほか、従来の「Agilent 16950B ロジックアナライザ・モジュール」でも動作します。

 当社のDDR3 BGAプローブについての詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/ddr3bga

 スロットインタポーザについての詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/ddr3DIMM

 プロトコル・コンプライアンス/解析ツールの詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/ddrtool

 製品写真は以下のウェブサイトからダウンロードいただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/ddr3bga_images

 各種メモリ技術、および当社の測定ソリューションについての詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/memory_backgrounder

 DDRおよび当社のソリューションについての詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/ddr

販売方針
*目標市場:DDRメモリを採用したコンピュータや組み込み開発におけるプロトコルデバッグおよび検証用途向け
*参考販売価格(税込):
DDRアナライザ 5,555,047円から
※「Agilent 16901A ロジック解析システム」、「Agilent 16950B ロジックアナライザ・モジュール」、「Agilent B4622A DDR2/3プロトコル・コンプライアンス/解析ツール」を組み合わせた最小構成の場合
Agilent W3630A 88,507円から
Agilent N4835A 4,899,796円から
Agilent B4622A 660,503円から
*販売開始日: 2009年3月9日
*出荷開始時期: 2009年3月(Agilent 16962Aのみ2009年5月から)

 


アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2008年度、58億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

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