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アジレントがマルチサービス・テスト・ソリューション「Agilent N2X」向けにSIPエミュレーション・ソフトウェアを発表

 

 

次世代ネットワーク向けマルチプレイ・サービスの測定に1台で対応

2008年6月11日

 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社のマルチサービス・テスト・ソリューション「Agilent N2X」向けに、NGN(次世代ネットワーク)で提供されるトリプルプレイ・サービス(音声、映像、データ)関連機器やネットワークの開発や検証を容易に行なえるようにするソフトウェア「Agilent N5588A SIPエミュレーション・ソフトウェア」を発表、本日より販売を開始します。出荷開始は2008年9月を予定しています。

 NGNで提供されるトリプルプレイ・サービスの最も重要な技術の1つにSIP(セッション開始プロトコル)があります。SIPはネットワーク上にセッションを確立し、サービストラフィックを流すための帯域を確保したり、優先度を決めたりするプロトコルです。従来、SIPは音声用途で使われてきましたが、NGNにおいてはVoD(ビデオ・オン・デマンド)などでも使われます。そのため、NGNを評価する上で、SIPの評価は大きな課題となっています。

 今回発表の「Agilent N5588A SIPエミュレーション・ソフトウェア」は、ネットワーク機器メーカや通信事業者向けのソフトウェアです。「Agilent N2X」上で動作するこのSIPエミュレーション・ソフトウェアを使うことで、SIPを含む映像やデータの試験を同時に行なえるほか、実際のネットワークで用いられるアクセス・プロトコルと連動し、より実環境に近い試験も可能となります。

 当社では今回発表の「Agilent N5588A SIPエミュレーション・ソフトウェア」を6月11日(水)から13日(金)にかけて幕張メッセで開催されるネットワークコンピューティングに特化した展示会「Interop Tokyo 2008」の自社ブースに出展する予定です。

市場状況
  NGNを実現するにあたり、SIPは非常に重要なプロトコルとなっています。SIPは従来、音声通信でも用いられてきたことから、既に専用の測定器を使った測定が行なわれています。しかしながら、NGNで提供されるマルチプレイ・サービスにおいては、複数の測定器やアプリケーションソフトウェアが必要で、測定が煩雑になってしまうという課題がありました。
  当社ではこの問題を解決するため、イーサネットやIP(インターネット・プロトコル)のマルチサービス・テスト・ソリューションとして実績のある「Agilent N2X」向けにSIPのエミュレーションを行なうことができるソフトウェアを開発しました。

主な特長
*ハードウェア処理による高パフォーマンスと安定性:
一般的なSIPを含む上位レイヤ・アプリケーションの測定器は、ソフトウェアベースのものが多く、パフォーマンスや試験の安定性に問題がありました。N2XのSIPエミュレーションはハードウェア・ベースのソリューションで、高いパフォーマンス(ポートあたり数千から1万)と安定性を実現しています。

*1プラットフォーム、1アプリケーションでマルチプレイ試験を実現:
今回提供のSIP機能に加え、既存のIPTV(インターネット・テレビ)、データ(ステートフルTCP)機能を1つのアプリケーションで提供します。複数の測定器を使用したり複数のアプリケーションを立ち上げたりすることなく、シームレスで、より現実的なマルチプレイ環境を擬似することが可能です。

*MOS(R値)測定をサポート:
音声品質に影響を与える、パケット損失、遅延、ジッタ測定はもちろん、MOS(R値)測定を行なうこともできます。ユーザ別の測定が可能であることから、問題箇所を迅速に切り分けることが可能です。

*アクセス・プロトコルとの連動:
実際のネットワークでは、SIPを含むマルチプレイ・トラフィックの送受の前に、DHCPやPPPといったアクセス・プロトコルで接続を確立する必要があります。N2XのSIPエミュレーションは、既存のN2X DHCPやPPP機能と連動して、より現実的なネットワーク環境を擬似することが可能です。

販売方針
*目標市場: ネットワーク機器メーカ、通信事業者、システムインテグレータ
の研究開発、機器検証・評価部門向け
*参考販売価格:
Agilent N5588A SIPエミュレーション・ソフトウェア 193万円
最小構成価格(Agilent N2X本体(2ポート10/100M Ethernetカード1枚、シャーシなどのハードウェア)、SIPソフトウェア) 約720万円
一般構成価格(Agilent N2X本体(4ポートGbEカード1枚、シャーシなどのハードウェア)、SIPソフトウェア、IPTV関連ソフトウェア、ステートフルTCPソフトウェア含む) 約1,600万円
*販売開始後1年間での販売目標: 2億円(SIP向けのN2Xの販売の合計)
*販売開始日: 本日
*出荷開始時期: 2008年9月

 


アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2007年度、54億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

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